03 Architecture建築

クレアホームズ米子駅前新築工事

基本情報

所在地 :鳥取県米子市道笑町
工法 :RC造
延床面積 :5,739.33㎡(本体のみ)
階数 :15階建

極限の狭小地も、軟弱な地盤状況でも
変化を恐れず突破する現場力

米子市が進める「中心市街地活性化基本計画」のもと、エリアの新しいランドマークとなる都市型分譲マンション建設が始まりました。
私たちは、住まう方すべての生活が快適になる設備仕様及び建築設計の基、細部まで丁寧な仕上げに気を配りました。
周囲を既存建物が取り囲む狭隘な敷地という厳しい条件に直面しましたが、地域に新しい価値を生み出す使命を胸に、安全性と施工効率を両立させ、街の未来を担う建物の実現を目指し挑戦しています。

作業ヤードゼロからのスタート

市街地のタイトな敷地で、建設に必要な施工ヤードや搬入ヤードが全く無い状況でした。さらに建物が道路側に寄った配置のため、生コン打設のための動線計画や、資材の安定供給が最大の課題となりました。

作業ヤードゼロからのスタート
近隣との調整によって実現した施工環境の確保

近隣との調整によって実現した施工環境の確保

隣接する施設の駐車場を借地することで、施工ヤードと搬入動線を確保しました。
大型車両の運行や騒音が想定される工程については事前説明を徹底し、近隣の理解を得ることを大切にしました。この取り組みにより、施工の安全性と効率性を高めながら地域の安心にもつなげました。

地盤改良と湧水対策を両立させる工法選択

敷地境界と基礎の間は狭く、さらに地盤を掘り下げると、湧水が確認されました。このままでは隣地の地盤に影響が出る恐れがあるため、現場は土留め工法の見直しを行いました。鋼矢板から柱列式連続壁工への変更により、止水性が向上し、湧水の処理も通常のポンプアップで対応できるようになりました。これにより安全かつ安定した施工環境を整えることが可能になりました。

地盤改良と湧水対策を両立させる工法選択
組織で技術を育てる

組織で技術を育てる

この工事を通じて、若手社員が工程管理の主導的な役割を担うことで、大きな成長を遂げました。当社は、若手に裁量を与え、現場で育てていく環境があります。また、工法選定の成功事例や決定資料はすべて整理し、社内標準として共有化しました。これにより、他現場でも同様の課題に迅速に対応できる体制を構築しています。困難な現場にこそ、技術者としての大きな成長があります。