いまいひと物語
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業界、行政、そして建築関係者からも注目を浴びた、堂々の今井産業本社全景。マッチさせてn田舎の土蔵uをイメージしデザインしたもの。ゆったり堂々として、おおらかな感じ。また、都会的なシャープさと機能美もそこはかとなく匂わせていて、まるで一個の美の作品のようだと、中央の建築関係者からの評価も高かった。そして、外観の美しさ以上に充実しているのが、内部の機能。コンピュータによる情報伝達、処理機能のプランは、幻世紀を見据えたもので、光ファイバー通信で各地の営業所をネットすることになっている。創業者・今井圧之助の銅像が新本社ビルの守り神…。‘ F・・・・・・・・ー-竣工式には町、県、そして全国から来賓が駆け付け祝福した。大勢の人が日を見張った。歓声を上げた・・・竣工式の日。創業ω周年の記念事業の一環として建設を決意。竣工式には会社OBをはじめ各界、地元から大勢の人が集まり、口世紀へ向けて主役になる建物の出発を祝った。「桜江に、自分たちの誇りになる建物ができた」。「今井産業は桜江を隊れなかった」。参列者の一人から漏れたこの親近感あふれる言葉が、期待の大きさを物語っていた。85・飛雌編I1985年~1998年

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