いまいひと物語
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社内外でネットワーク強化。今井パワ!をさらに加速させたのは、グループ形成型経営。「企業のネットワーク化」という言葉が最近とみに聞かれるようになった。社内の各業務セクションを有効に結びつかせ、関係会社とも連携を強化し、業務の流れを円滑にしようという方法。次の時代ヘ生き残るために、新しいものを生み出すために、欠かせない構造になりつつあるようだ。今井産業は、この姿を、早くから試み、実践していた。飛躍編11昭和60年~平成10年・80社内で営業所、事業本部を結ぶ業務ネットワークの強化。リソース(資源)は、一ケ所に固定されると充分に生かされない傾向がある。数か所が共同運用すると、最大限利用できるという。最近業務ネットワークを説く立場からこのことがしきりに言われている。リソースとはもちろん比崎であって、頭脳と置き換えることもできる。今井産業では、この発想は早くから行われてきた。本社のほかに浜田、松江、広島などに営業所を持つ今井産業では、スタッフの頭脳は一ケ所に固定されるのではなく、各出先でも必要に応じて体制を整え、迅速に対応できるようになっている。このことによって、専門技術は「面」としての広がりを持ちはじめたテリトリーをカバーできるし、様々な場面の経験によって頭脳そのもグループ会社によって、「今井」のパワーはますます強まる。港湾整備の祥洋建設。含持松江ピルミサワホームb盛血筋社屋竣工披露1(:.::.ティー出雲地区への橋頭室になった今井松江ビルの竣工式。

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