いまいひと物語
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「みんなで建築を勉強したねJ「L、や、人生を教えてもらった気.・・初期の建築現場を支えた人々昭和30年代、40年代、今井産業の建築関係の現場は、さながら修業の場だった。真面目な雰囲気の中、腕を磨き、技術を学び、そして友情L-, tt;I 一一「場整Iは本仕で、事もに大対切すにる大態切度ドを℃予てぶf学五階ょ‘ニ」一つた同リさん庄之助会長は、毎日自転車で現場へ来られてね。といっても、仕事のことはすべて任せきりで、口をはさまない。信頼していただいていたのでしょうね。ただ、現場内に釘が落ちているのを見付けると自分で拾って、こうおっしゃったものです。「釘一本でも大切に、大切にしてくれよ」本当にものを大事にする方でしたが、考えてみると、そうした率先した行動で私たちに仕事に対する真撃な態度ということを教えてくださったんだと思います。会長からはそんな風にして色々教わりましたが、今でも肝に銘じているのは「共存共栄」の考え方。同じ釜の飯を食った仲間同士が共に幸せになるということです。人間昧にあふれで、生き方としても共感できる態度ですね。今も現存する谷f主郷小学校激励編11昭和33年~l昭和47年幽54

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